事例(1) [一棟アパート] 銀行の熱心な勧めでマンションを建てたが、空室が増えた


名古屋市
H・Y様

職業: 会社役員
年齢: 70歳
【一棟マンション】
時価: 9,600万円程度
ローン残高: 約1億3600万円

ご相談の経緯

銀行とハウスメーカーの熱心な勧めで、持っていた土地にマンションを建てることに

平成6年に収益マンションを建てました。
銀行の営業マンがしきりに金を借りることを勧めてハウスメーカーの営業と一緒に足しげく通ってきていたので、少し話を聞いてみようと思ったのがきっかけでした。
ちょうどその頃、バブル経済の余韻がまだ残る時期だったので、相続税に思わぬ高額を持っていかれて驚いたという話を商売仲間や友人からたびたび聞いていました。
私も、もしもの時のことを早いうちから考えておくべきだと感じました。そこで、ざっと計算してみたところ、私が死んで相続が発生したら、子供が3700万円もの相続税を払わなければならないということが分かりました。予想外の高額にびっくりして、何度も計算し直したのを覚えています。
もしその金が節税できれば、家がもう一つ建つではないか。
そう思い至った時、収益物件の建築に気持ちが一気に傾きました。

築年数による家賃の下落は覚悟していたが…

ハウスメーカーの勧めにより、新婚カップルや金銭的に余裕のある独身者向けの物件を建てました。
建てた当初は、反応もよく、ハウスメーカーも熱心に客付けの営業をかけてくれたこともあって、20室ある部屋は常に満室でした。空き部屋の予定はないか?と問合せが入るほどでした。
しかし、時を経るごとに周囲には同じような収益物件がたくさん建ってきました。競争や築年数による家賃の下落はある程度は覚悟していましたが、その変化は予想をはるかに超えていました。
ローンはまだまだ残っており、本業も不振で八方ふさがり。全てを失う恐怖でいっぱいでした。

マンション投資任意売却119番による解決のポイント

事業は縮小しながらも継続できています。
収益物件は任意売却にて解決。管理の良さと物件の立地の良さがポイントとなり、売り出し後まもなく良い買主に出会うことができました。
債権者である銀行が残債務についてもかなり柔軟な対応していただけたことも幸いしました。

Y様のご感想 ~すべての手続きを終えられて~

今は身軽になれたことと、事業を続けられることが嬉しい。
たくさんの人に迷惑を掛けてしまったし、家族にも相当な心配をさせてしまった。売却目前に税金の差押えが入ったことで任意売却も白紙になりかけたが、担当者が粘り強く対応してくれて、競売にかからずに済んだことは感謝しています。



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